日経平均寄与度ランキング(午後)
指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が値下がり寄与度トップに
2013年07月19日
*15:30JST
19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり26銘柄、値下がり190銘
柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は大幅反落。昨晩の欧米株高や円安進行など良好な外部環境が支援材料とな
り、主力株を中心に買い先行でスタートした。ただし、昨日、日経平均は先物主導で
約200円の大幅上昇となった反動のほか、週末の参院選を控えて手仕舞い売りも膨ら
み、本日は一転して先物主導で急落となった。
公募価格が決定したオリンパスが値上がり寄与度トップに。中国で高級車を生産する
ホンダ<7267>が寄与度2位。また、バークレイズが「オーバーウェイト」で新規格付
けしたJフロントリテイリング<3086>は寄与度4位。その他、米系証券がベアリング株
の目標株価を引き上げたことからジェイテクト<6473>、NTN<6472>は寄与度上位にラ
ンクイン。
一方で、指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>、京セラ<6971>、ファナッ
ク<6954> が値下がり寄与度上位に。また、米半導体SOX指数の下落を受けて東エレク
トロン<8035>、アドバンテスト<6857>も寄与度上位に。その他、猛暑関連で連日上昇
していたダイキン<6367>は利益確定売りに押されランクイン。
*15:00現在
日経平均株価 14589.91(-218.59)
値上がり銘柄数 26(寄与度+10.80)
値下がり銘柄数 190(寄与度-229.39)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<7733> オリンパス 3065 89 +3.56
<7267> ホンダ 3875 20 +1.60
<6473> ジェイテクト 1298 22 +0.88
<3086> Jフロント 891 20 +0.80
<8801> 三井不 3205 15 +0.60
<8630> NKSJHD 2674 33 +0.33
<5002> 昭和シェル 899 8 +0.32
<8332> 横浜銀 585 7 +0.28
<6472> NTN 349 7 +0.28
<7201> 日産自 1121 6 +0.24
<4689> ヤフー 55900 1300 +0.21
<4324> 電通 3315 5 +0.20
<8355> 静岡銀 1139 5 +0.20
<8306> 三菱UFJ 674 5 +0.20
<5020> JX 516 5 +0.20
<5108> ブリヂストン 3815 5 +0.20
<6753> シャープ 467 4 +0.16
<8303> 新生銀 241 3 +0.12
<8601> 大和証G 908 3 +0.12
<9412> スカパーJ 53900 2300 +0.09
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 36150 -600 -24.02
<6971> 京セラ 11000 -380 -15.22
<8035> 東エレク 4790 -290 -11.61
<6954> ファナック 14940 -260 -10.41
<6857> アドテスト 1529 -115 -9.21
<4063> 信越化 6900 -170 -6.81
<6762> TDK 3745 -140 -5.61
<6367> ダイキン 4580 -125 -5.01
<4543> テルモ 5210 -110 -4.40
<9613> NTTデータ 380500 -10500 -4.20
<9735> セコム 5700 -100 -4.00
<6976> 太陽電 1373 -99 -3.96
<9766> コナミ 2226 -86 -3.44
<1963> 日揮 3705 -80 -3.20
<4523> エーザイ 4285 -75 -3.00
<6506> 安川電 1270 -66 -2.64
<4901> 富士フイルム 2374 -66 -2.64
<4704> トレンド 3380 -60 -2.40
<4503> アステラス薬 5710 -60 -2.40
<9984> ソフトバンク 6430 -20 -2.40
[先物OP市場ウォッチ]
大引け:指数急落も5月23日のフラッシュバックとはならず
*16:57JST
19日の日経225先物は、前日比150円安の14650円で取引を終了。高値は14970円、安値
は14410円。上下レンジは560円。売買高はラージが11万3223枚、ミニは93万1061枚。
一方、TOPIX先物は、前日比8.0p安の1216.5p。高値は1234.0p、安値1199.0p、上下レ
ンジは35.0p、売買高は7万3287枚。
為替の円安などを受けて225先物は買い優勢の展開で取引を開始した。参議院選挙後
の政策期待などを背景に15000円台乗せが意識されたが、大台手前で失速。10時過ぎ
には、オプションに絡んだまとまった売りが入り指数は一気に下げ幅を拡大した。1
分間に2、3000枚の売りが入ったとの観測も浮上するなど足元静かだったマーケット
は久し振りに値動き500円超に。6月13日以来となる出来高10万枚台と商いが膨らむな
か反落で取引を終えた。
225先物の手口ではシティ、野村が2000枚超の売り越しとなった一方、ドイツ証券、
バークレイズが買い方に並んだ。TOPIX先物に関しては、クレディ・スイスが1000枚
超の売り越しとなった以外は目立った傾きは観測されなかった。