日経平均寄与度ランキング(午後)

指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が寄与度トップに
2013年07月22日
*15:25JST
22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり136銘柄、値下がり74銘
柄、変わらず15銘柄となった。
日経平均は反発。参院選での与党圧勝を受けて、政局の長期的な安定が見込まれる中
で、日本株への資金流入が加速するとの期待感が支援材料となり、買い先行でスター
トした。ただし、選挙結果はサプライズが乏しく、買い一巡後は材料出尽くし感も意
識され、利益確定売りに押され伸び悩む展開に。
指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が寄与度トップに。また、アリババ
再上場期待のソフトバンク<9984>は寄与度2位に。その他、KDDI<9433>、住友不動産
<8830>は寄与度上位にランクイン。
一方で、4-6月連結営業損益が90億円前後の赤字見通しと報道された東エレクトロン
<8035>が値下がり寄与度トップに。関連株でアドバンテスト<6857>もランクイン。ま
た、猛暑関連で連日上昇していたダイキン<6367>、アサヒ<2502>は利益確定売りに押
され値下がり寄与度上位に。その他、京セラ<6971>、TDK<6762>などがランクイン。
*15:00現在
日経平均株価 14658.04(+68.13)
値上がり銘柄数 136(寄与度+111.20)
値下がり銘柄数 74(寄与度-43.07)
変わらず銘柄数 15
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 36450 300 +12.01
<9984> ソフトバンク 6490 60 +7.21
<9433> KDDI 5250 70 +5.61
<8830> 住友不 4535 130 +5.21
<4503> アステラス薬 5830 120 +4.80
<9735> セコム 5800 100 +4.00
<4523> エーザイ 4380 95 +3.80
<7267> ホンダ 3920 45 +3.60
<6902> デンソー 4965 75 +3.00
<8015> 豊通商 2955 67 +2.68
<4543> テルモ 5270 60 +2.40
<9613> NTTデータ 386500 6000 +2.40
<2914> JT 3670 50 +2.00
<7270> 富士重 2861 49 +1.96
<7205> 日野自 1719 41 +1.64
<3382> 7&I-HD 3980 40 +1.60
<4911> 資生堂 1539 32 +1.28
<7731> ニコン 2298 32 +1.28
<6758> ソニー 2219 31 +1.24
<4568> 第一三共 1748 31 +1.24
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 4620 -170 -6.81
<6367> ダイキン 4475 -105 -4.20
<2502> アサヒ 2633 -100 -4.00
<6971> 京セラ 10910 -90 -3.60
<6762> TDK 3695 -50 -2.00
<6506> 安川電 1221 -49 -1.96
<6857> アドテスト 1506 -23 -1.84
<6976> 太陽電 1337 -36 -1.44
<7011> 三菱重 608 -26 -1.04
<4502> 武田 4705 -25 -1.00
<7733> オリンパス 3040 -25 -1.00
<4324> 電通 3290 -25 -1.00
<5108> ブリヂストン 3790 -25 -1.00
<3865> 北越紀州 444 -18 -0.72
<6753> シャープ 450 -17 -0.68
<7735> スクリーン 557 -17 -0.68
<5714> DOWA 955 -14 -0.56
<9007> 小田急 1013 -13 -0.52
<9005> 東急 706 -12 -0.48
<8058> 三菱商 1850 -11 -0.44
[先物OP市場ウォッチ]
大引け:想定線の選挙結果を受けて方向感を欠く展開に
*16:49JST
22日の日経225先物は、先週末比40高の14690円で取引を終了。高値は14790円、安値
は14520円。上下レンジは270円。売買高はラージが6万2197枚、ミニは54万0406枚。
一方、TOPIX先物は、先週末比4.5p高の1221.0p。高値は1225.5p、安値1207.5p、上下
レンジは18.0p、売買高は5万0772枚。
週末の参議院選挙では自民、公明の政権与党が圧勝で「ねじれ国会」が解消となった
ことから、225先物は買い優勢の展開で取引を開始。ただ、高寄り後は上げ幅を徐々
に縮小するなど上値の重い展開に。選挙結果が想定線だったことなどから新規の買い
は見送られことなどが影響したもよう。その後、11時過ぎの薄商いの時間帯にまとま
った売りが入ったことから下げ幅を拡大する場面も見られたが、下への動きは限定
的。結果的に小幅反発と方向感にやや乏しい一日となった。
225先物の手口ではNエッジが2270枚の買い越しで買い筆頭となった一方、野村が2952
枚の売り越しで売り筆頭に。TOPIX先物に関しては、UBSの3188枚の買い越しが非常に
目立った。
