日経平均寄与度ランキング(午前)
[日経平均寄与度ランキング]
ファーストリテイ<9983>は1銘柄で値下がり寄与度96円に
2013年07月12日
*11:59JST
12日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり162銘柄、値下がり51銘
柄、変わらず12銘柄となった。
日経平均は14500円を挟んでのこう着。0.27円高の14472.85円(出来高概算16億3000
万株)で前場の取引を終えている。11日の米国株式相場の上昇が好感され、日経平均
は小幅に続伸して始まった。しかし、円相場が1ドル99円前後で推移しており、輸出
関連は手がけづらい。また、指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>
が11日大引け後に発表した決算を受けて売りが先行したことも上値を抑える要因に。
指数インパクトの大きいファナック<6954>、京セラ<6971>、東京エレクトロン<8035>
は値上がり寄与度上位に。また、猛暑関連でダイキン<6367>が4位。その他、ソフト
バンク<9984>、デンソー<6902>がランクイン。
一方で、市場予想を下回った決算を発表したファーストリテイ<9983>は値下がり寄与
度トップ(96円)に。また、前日に大幅高した三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、
住友不動産<8830>の不動産セクターは値下がり寄与上位に。そのほか、トレンドマイ
クロ<4704>、ヤマトホールディングス<9064>がランクイン。
*11:30現在
日経平均株価 14472.85(+0.27)
値上がり銘柄数 162(寄与度+113.85)
値下がり銘柄数 51(寄与度-111.58)
変わらず銘柄数 12
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6954> ファナック 15050 190 +7.61
<6971> 京セラ 10920 160 +6.41
<4502> 武田 4730 100 +4.00
<8035> 東エレク 5050 100 +4.00
<9984> ソフトバンク 5750 30 +3.60
<6367> ダイキン 4590 90 +3.60
<6902> デンソー 4865 75 +3.00
<4063> 信越化 6950 70 +2.80
<2801> キッコーマン 1784 59 +2.36
<7733> オリンパス 3120 55 +2.20
<5713> 住友鉱 1255 51 +2.04
<4452> 花王 3395 50 +2.00
<4503> アステラス薬 5700 50 +2.00
<4523> エーザイ 4280 50 +2.00
<7751> キヤノン 3360 30 +1.80
<4506> 大日住薬 1419 44 +1.76
<5901> 洋缶HD 1697 43 +1.72
<9613> NTTデータ 375000 4000 +1.60
<4519> 中外薬 2123 38 +1.52
<4901> 富士フイルム 2342 37 +1.48
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 36300 -2400 -96.10
<8801> 三井不 3180 -45 -1.80
<8802> 菱地所 2742 -29 -1.16
<4704> トレンド 3295 -25 -1.00
<8830> 住友不 4465 -25 -1.00
<8815> 東急不 1020 -23 -0.92
<9064> ヤマトHD 2222 -22 -0.88
<1963> 日揮 3790 -20 -0.80
<3382> 7&I-HD 3930 -20 -0.80
<8804> 東建物 877 -17 -0.68
<6471> 日精工 1000 -15 -0.60
<8355> 静岡銀 1114 -14 -0.56
<5108> ブリヂストン 3775 -10 -0.40
<4902> コニカミノルタ 761 -9 -0.36
<9022> JR東海 12850 -80 -0.32
<6326> クボタ 1614 -7 -0.28
<5002> 昭和シェル 868 -6 -0.24
<8604> 野村HD 815 -6 -0.24
<6952> カシオ 904 -6 -0.24
<1802> 大林組 584 -6 -0.24
[先物OP市場ウォッチ]
SQ通過で15000円を意識した動きへ、日経VIは30台を割り込む:見通し
*08:09JST
11日の225先物は前日比40円高の14470円で取引を終了。日銀の金融政策決定会合では
想定通りの現状維持だったことで売られる場面も見られたが、上海総合指数の後場一
段高が材料視されて一気に切り返す展開となった。米国株式相場は上昇。ダウ平均は
169.26ドル高の15460.92、ナスダックは57.54ポイント高の3578.30で取引を終了し
た。バーナンキFRB議長が昨日の講演で「当面、緩和的な金融政策を継続する」と発
言したことで早期の量的緩和縮小への懸念が後退、終日堅調推移となった。ダウ平均
株価やS&P500指数は、終値ベースで過去最高値を更新した。
円建てCME先物の清算値は日中の大証終値比55円高の14525円。為替市場では、ドル・
円は99円台を挟んだ動きで、ユーロ・円は129円60銭台とほぼ横ばい推移(日本時間8
時00分時点)。本日の寄付きで7月のオプション・225先物ミニの特別清算(SQ)値が
算出される。円建てCME先物が14610円まで上昇していることから、5月のSQ値(14601
円)をクリアする可能性がある。ミニSQでさほど節目とならないとの見方もあるが、
この水準をクリアすることは心理的なプラス要因に。また、日経VI(ボラティリテ
ィ・インデックス)が、節目の30を下回ったことで投資家心理は大きく改善したとも
言えよう。
日足の一目均衡表の雲上限を約1ヶ月ぶりに突破しているなか、足元の上値抵抗ライ
ンである14500円から上を試す展開に。本日のSQ通過が上放れのタイミングとなるか
もしれない。ボラティリティの低下、参議院選挙後の政策推進などを先回りした現物
株買いなどを材料に上げ幅拡大となる可能性も。一方、3連休前とのことで足元急騰
していた銘柄には売りが入りやすい地合いか。本日の上値メドは14750円、下値メド
は14400円とする。
*09:12JST
225先物は前日比10円安の14460円で取引を開始。米国株は大幅高となったものの、為
替の円高推移や決算が嫌気されたFリテイ<9983>の売りなどが重しとなり小幅反落で
スタートしている。なお、算出されたSQ概算値は14410.75円。本日はこの水準を意識
した展開に。
*10:29JST
225先物は前日比120円高の14590円まで上昇している。現物市場では、欧州勢の買い
観測が伝わっていることで、Fリテイ<9983>を除いた主力株は総じて強い動き。為替
市場でも朝方比で円安に推移している。5月23日高値からの下落幅に対する61.8%戻
し(14600円)の突破を試す展開に。