日経平均寄与度ランキング(午前)
[日経平均寄与度ランキング]
KDDI<9983>、デンソー<6902>が値下がり寄与上位に
2013年07月11日
*12:00JST
11日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり79銘柄、値下がり131銘
柄、変わらず15銘柄となった。
日経平均は前日終値を挟んでのこう着。23.84円安の14392.76円(出来高概算12億
9000万株)で前場の取引を終えた。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事
録、バーナンキFRB議長の講演で量的緩和早期縮小懸念が後退。これを受けて為替市
場では円相場が1ドル98円台に円が上昇するなか、輸出関連などを中心に利益確定の
売りが先行した。その後は先物主導によるプログラム買いからプラスに転じる局面も
みられたが、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの様子見ムードに。
ドイツ証券による投資判断の格上げがあったオリンパス<7733>は値上がり寄与2位
に。また、5月の機械受注が前月比+10.5%と市場予想を大きく上回ったことを好感し
て、ファナック<6954>が値上がり寄与3位。そのほか、猛暑関連で、アサヒ<2502>、
ダイキン<6367>が値上がり寄与上位にランクイン。
一方で、前日に上昇したKDDI<9983>、デンソー<6902>が値下がり寄与上位に。また、
ドル安が進んだことから本田技研工業<7267>、京セラ<6971>が値下がり寄与上位に。
その他、JT<2914>、コマツ<6301>がランクイン。
*11:30現在
日経平均株価 14392.76(-23.84)
値上がり銘柄数 79(寄与度+46.10)
値下がり銘柄数 131(寄与度-69.94)
変わらず銘柄数 15
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 38250 250 +10.01
<7733> オリンパス 3070 101 +4.04
<6954> ファナック 14820 60 +2.40
<2502> アサヒ 2735 53 +2.12
<9735> セコム 5560 50 +2.00
<2503> キリンHD 1632 47 +1.88
<4523> エーザイ 4230 45 +1.80
<6367> ダイキン 4455 40 +1.60
<4704> トレンド 3295 35 +1.40
<5332> TOTO 1049 26 +1.04
<6473> ジェイテクト 1215 21 +0.84
<7951> ヤマハ 1229 20 +0.80
<9613> NTTデータ 369500 2000 +0.80
<9766> コナミ 2098 20 +0.80
<5108> ブリヂストン 3775 20 +0.80
<5901> 洋缶HD 1643 19 +0.76
<8252> 丸井G 1077 16 +0.64
<6857> アドテスト 1647 7 +0.56
<2531> 宝HD 924 13 +0.52
<6471> 日精工 1012 13 +0.52
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI 5170 -80 -6.41
<6902> デンソー 4755 -110 -4.40
<7267> ホンダ 3775 -35 -2.80
<7731> ニコン 2245 -69 -2.76
<7751> キヤノン 3335 -45 -2.70
<9984> ソフトバンク 5740 -20 -2.40
<6971> 京セラ 10750 -60 -2.40
<6506> 安川電 1208 -56 -2.24
<2914> JT 3685 -50 -2.00
<6301> コマツ 2297 -41 -1.64
<3382> 7&I-HD 3910 -35 -1.40
<8801> 三井不 3155 -30 -1.20
<7203> トヨタ 6360 -30 -1.20
<4063> 信越化 6870 -30 -1.20
<3405> クラレ 1385 -27 -1.08
<4502> 武田 4675 -25 -1.00
<6501> 日立 641 -23 -0.92
<5101> 浜ゴム 1033 -23 -0.92
<8267> イオン 1377 -21 -0.84
<7205> 日野自 1620 -21 -0.84
[先物OP市場ウォッチ]
ドル全面安を受けて続落スタートか、日銀会合で乱高下も:見通し
*08:13JST
10日の225先物は前日比30円安の14430円で取引を終了。14570円まで上昇した後は、
11時に発表された6月の中国貿易統計が市場予想をやや下回ったことで徐々に上値の
重い展開に。午後、まとまった売りも入りマイナス圏で取引を終えた。米国株式相場
はまちまち。ダウ平均は8.68ドル安の15291.66、ナスダックは16.50ポイント高の
3520.76で取引を終了した。注目のFOMC議事録では、多くの委員が量的緩和の縮小を
開始する前に、一段の雇用の回復を確認する必要があるとの考えを示していたことが
明らかとなり、株価は一時上昇。しかし、バーナンキFRB議長の講演内容を見極めた
いとの思惑から、引けにかけては上げ幅を縮小する展開となった。
円建てCME先物の清算値は日中の大証終値比105円安の14325円。為替市場では、ド
ル・円は98円60銭台と円高基調が強まっている一方、ユーロ・円は129円40銭台とほ
ぼ横ばい推移(日本時間8時00分時点)。バーナンキFRB議長が講演後の質疑応答にお
いて「当面は非常に緩和的な金融政策が必要」との発言がマーケットに伝わると、量
的緩和早期縮小懸念が後退。現在、全面的なドル売りとなっている。朝方の円建て
CME先物は一時14525円まで上昇する場面が見られたものの、朝方の225先物は小幅続
落スタートか。ドル・円の動向次第では下への動きが強まる可能性がある。一方、日
銀金融政策決定会合の内容が発表されることから、午後指数は思惑先行で乱高下とな
る展開も頭に入れておきたい。
日足の一目均衡表では、約1ヶ月ぶりに雲上限を突破している。上値抵抗ライン突破
で上へのバイアスが強まる展開を期待といきたいところだが、足元のドル売りの一巡
を確認するまでは買いにくい地合いに。また、引けにはFリテイ<9983>の決算発表も
控えている。明日は7月のオプションSQ値算出となることから、指数インパクトの大
きいFリテイの決算を前に積極的な売買は手控えられる可能性も。本日の上値メドは
14500円、下値メドは14250円とする。
*09:08JST
225先物は前日比160円安の14270円で取引を開始。早朝のバーナンキ発言を受けてド
ル売り圧力が強まったことから225先物は続落スタートとなっている。ただ、一時98
円前半まで円高が進んだドル・円は、99円40銭台まで戻すなどドル売りの動きはやや
一服に。
*09:42JST
225先物は前日比20円高の14450円と切り返す動きに。為替の円高推移が一服となった
ことで買戻しが進んでいるもよう。一部では欧州系のバスケット買いが大型株に入っ
ているとの観測。