日経平均ランキング(午前)
2013年07月22日 17:02
アリババ再上場期待のソフトバンク<9984>は値上がり寄与度トップに
2013年07月22日
*11:57JST
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり102銘柄、値下がり111銘柄、
変わらず12銘柄となった。
日経平均は下げに転じる。2.65円安の14587.26円(出来高概算14億1000万株)で前場
の取引を終えた。朝方の取引開始直後は、参院選の結果を受け、ねじれ国会解消によ
る安定政権を材料視する流れから、買い先行の展開。しかし、寄付きの14770.02円を
高値に、その後は円相場が円高に振れたこともあり、利益確定の流れに向かった。
アリババ再上場期待のソフトバンク<9984>が値上がり寄与度トップに。また、指数イ
ンパクトの大きいKDDI<9433>、ファーストリテイ<9983>は値上がり寄与度上位に。そ
の他、住友不動産<8830>、ホンダ<7267>は寄与度上位にランクイン。
一方で、猛暑関連で連日上昇していたダイキン<6367>は利益確定売りに押され値下が
り寄与度2位に。また、4-6月連結営業損益が90億円前後の赤字見通しと報道された東
エレクトロン<8035>は寄与度3位。その他、京セラ<6971>、TDK<6762>が上位にランク
イン。
*11:30現在
日経平均株価 14587.26(-2.65)
値上がり銘柄数 102(寄与度+54.92)
値下がり銘柄数 111(寄与度-57.57)
変わらず銘柄数 12
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンク 6470 40 +4.80
<9433> KDDI 5230 50 +4.00
<9983> ファーストリテイ 36250 100 +4.00
<8830> 住友不 4495 90 +3.60
<7267> ホンダ 3910 35 +2.80
<8015> 豊通商 2934 46 +1.84
<2914> JT 3665 45 +1.80
<9064> ヤマトHD 2266 39 +1.56
<7951> ヤマハ 1326 31 +1.24
<4543> テルモ 5240 30 +1.20
<9613> NTTデータ 383500 3000 +1.20
<4503> アステラス薬 5740 30 +1.20
<4021> 日産化 1486 29 +1.16
<7205> 日野自 1706 28 +1.12
<7270> 富士重 2838 26 +1.04
<6902> デンソー 4915 25 +1.00
<5901> 洋缶HD 1777 24 +0.96
<8253> クレセゾン 2463 22 +0.88
<9766> コナミ 2247 21 +0.84
<4523> エーザイ 4305 20 +0.80
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6971> 京セラ 10830 -170 -6.81
<6367> ダイキン 4420 -160 -6.41
<8035> 東エレク 4665 -125 -5.01
<6762> TDK 3660 -85 -3.40
<2502> アサヒ 2664 -69 -2.76
<4063> 信越化 6850 -50 -2.00
<4704> トレンド 3335 -45 -1.80
<6506> 安川電 1229 -41 -1.64
<6976> 太陽電 1332 -41 -1.64
<4324> 電通 3275 -40 -1.60
<7733> オリンパス 3030 -35 -1.40
<6857> アドテスト 1513 -16 -1.28
<4502> 武田 4705 -25 -1.00
<5108> ブリヂストン 3790 -25 -1.00
<5714> DOWA 946 -23 -0.92
<7735> スクリーン 552 -22 -0.88
<7011> 三菱重 612 -22 -0.88
<6753> シャープ 446 -21 -0.84
<3865> 北越紀州 443 -19 -0.76
<8233> 高島屋 1067 -15 -0.60
[先物OP市場ウォッチ]
新規マネー流入で15000円を意識か:見通し
*08:10JST
19日の225先物は前日比150円安の14650円で取引を終了。オプションに絡んだまとま
った売りが入り急落する場面が見られたものの、引けにかけては下げ幅を縮小した。
米国株式相場は下落。ダウ平均は4.80ドル安の15543.74、ナスダックは23.67ポイン
ト安の3587.61で取引を終了した。ハイテク大手決算が相次いで予想を下回ったこと
が嫌気され売りが先行、その後は緩やかに下げ幅を縮小する展開となった。また、デ
トロイト市が破産したことによる影響拡大も懸念された。
円建てCME先物の清算値は先週末の大証終値比170円高の14820円。為替市場では、ド
ル・円は100円40銭台、ユーロ・円は132円台に突入している(日本時間8時00分時点)。
週末に実施された第23回参議院選挙は自民、公明政権与党の圧勝と事前の想定通りの
内容となった。この結果を受けて、円建てCME先物は14925円まで上昇している。安倍
政権の安定化を好感した海外勢の買いが入るとの観測がある一方、想定線の内容だっ
たことで利益確定売りが入るとの見方も。先週末に跳ね返された15000円の壁を早い
段階で突破すると新規マネーを巻き込んだ大幅高となる可能性がある。
先週末、投資家の心理状態を表す日経VI(ボラティリティ・インデックス)は乱高下
の展開となった。オプションに絡んだ売りが指数急落の要因となったようだが、日経
VIは37.03まで急騰した後、28.88まで下落。結局30.84と節目の30を上回ったものの、
ほぼ前日終値水準で取引を終えた。指数が跳ね上がった際には肝を冷やすような状況
となったが、5月23日以降の急落相場入りはひとまず回避される見通しに。本日の上
値メドは15100円、下値メドは14700円とする。
*09:09JST
225先物は先週末比120円高の14770円と反発で取引を開始。参議院選挙では自民、公
明の政権与党が圧勝となったことで買い優勢のスタートとなっている。ただ、為替市
場では朝方比で円高に振れていることなどから上げ幅を縮小。こうした動きを受けて
225先物は一時14660円まで上げ幅を縮小する場面も。
*10:45JST
225先物は先週末比10円高の14660円と先週末終値水準を挟んでの推移となっている。
ここまでの値幅は210円で出来高は3万枚超と商いはやや膨らむ格好に。参議院選挙の
結果を受けて様々な思惑が錯綜しているもよう。なお、金融株を中心とした買いバス
ケットが観測されているがメガバンクを筆頭に金融セクターは軟調推移に。
*11:18JST
225先物は先週末比100円安の14550円と下げ幅をやや広げる動きが見られる。板が薄
くなるこの時間を狙っての仕掛け的な売りとの観測。現物市場では引続き金融株がさ
えない動き。なお、マイナススタートの上海総合指数は下げ幅をじりじりと縮めてい
る。