日本銀行 金融政策決定会合(1月21-22日開催分) 議事要旨

2014年02月21日 09:13

金融市場調節は、前回会合で決定された方針に従って、長期国債の買入れ等による資金供給を行った。
そのもとで、マネタリーベースは 196~204 兆円台で推移。
短期金融市場では、金利は、長めのゾーンを含め、低位で推移している。
株価(日経平均株価)は、期間を通じてみれば横ばい圏内の動き。
円の対米ドル相場は、米国経済指標が市場予想比上振れる中、本邦株価の上昇と相まって円安ドル高方向に幾分動いたあと、米国雇用統計の市場予想比下振れなどを受けて円高ドル安方向に戻しており、最近では 104 円台で推移している。
 
海外経済は、一部になお緩慢さを残しているが、先進国を中心に回復しつつある。米国経済は、緩やかな回復を続けており、その裾野に徐々に拡がり
がみられてきている。欧州経済は、持ち直している。中国経済は、堅調な内需を背景に、安定した成長が続いている。新興国市場では、通貨、株、債券ともに全体として弱含んで
いる。国際商品市況をみると、新興国の景気回復に力強さが欠ける中で、やや長い目でみて軟調な地合いが続いており、全体として弱含んでいる。