日本株概況 反落、イベント控え利益確定に押される
2013年07月10日 16:09
東京時間15:26現在
TOPIX 1195.20(-1.69 -0.14%)
日経平均 14416.60(-56.30 -0.39%)
東証マザーズ 749.24(-24.52 -3.17%)
ジャスダック 92.18(-0.75 -0.81%)
東証REIT指数 1373.66(-4.21 -0.31%)
10日の東京株式市場、日経平均は56.30円安の14416.60円で取引を終えた。序盤はやや安かったが午前の取引では一時1万4500円台乗せと買いが優勢だった。しかし、この日発表された中国貿易統計で輸出が不振だったことや為替市場で円高の動きが広がったことで午後には下げに転じている。一時1万4300円割れとなる場面もあったが、引けにかけて下げ渋り、56円安で大引けを迎えた。この後のNY市場で米FOMC議事録やバーナンキFRB議長講演のイベントを控えており、またあすには日銀金融政策決定会合の発表があることから、日本株にはいったん利益を確保しておこうとするムードが優勢だったようだ。業種別ではその他金融・証券、不動産、倉庫、非鉄金属などが安かった。個別では、飲料、小売の一角など猛暑銘柄がはやされたが市場のムードを浮上するには力不足だった。東証1部の売買代金は概算2兆2886億円、出来高は概算27億8293万株。騰落銘柄数は、値上がり693に対して、値下がりは880銘柄だった。