恐怖指数VIXは16.95、前日比大幅上昇
2014年08月01日 05:53
投資家の不安心理を示すVIX指数は、16.95へ上昇(前営業日13.33)。米国の好調な雇用関連指標を受けて、金融当局がタカ派姿勢を強めるとの観測から、株価が大幅安となったことで恐怖指数は上昇した。また、アルゼンチンの債務不履行も投資家の心理的な重しとなった。VIX指数は17.11まで急騰し、4月15日以来の高水準を付けた。
ダウ平均は前日比-317.06ドルの16563.30ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。