恐怖指数VIXは15.29、前日比低下

2014年02月08日 06:51

投資家の不安心理を示すVIX指数は15.29と前日から低下(前営業日17.23)。米1月雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想の18.0万人増を大幅に下回る11.3万人増となる一方で、失業率は6.6%となり市場予想の6.7%を下回る好結果となった。強弱まちまちの結果から米株の反応を見極めたいとの見方も台頭するなかではあったが、NFPの弱さから米連邦準備制度理事会(FRB)による緩和政策の継続が意識された可能性もあり、米株にとっては好材料となることから買いが先行したことで、市場の不安心理は後退しVIX指数は序盤から低下してスタートすると、そのまま低下基調を続けた。VIX指数は大きく下に窓をあけて取引を開始すると15.09を示現した。
 ダウ平均は前日比+165.55ドルの15794.08ドルで引けた。