恐怖指数VIXは14.93、前日比上昇

2014年03月27日 06:01

投資家の不安心理を示すVIX指数は14.93へ上昇(前営業日14.02)。ダウ平均は、欧州株の全面高を受けて続伸スタートとなったが、オバマ米大統領の「ウクライナでのロシア行為、糾弾は必至」、「国際社会の秩序が試されている」などの発言が伝わり、ウクライナ情勢への警戒感が強まったことを背景に反落した。株安を受けて、VIX指数は一時15.28まで上昇した。
 ダウ平均は前日比-98.89ドルの16268.99ドルで引けた。
 VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。