恐怖指数VIXは14.68、前日比低下
2014年02月22日 07:02
投資家の不安心理を示すVIX指数は14.68と前日から低下(前営業日14.79)。米1月中古住宅販売件数が462万件で、約1年半ぶりの低水準となったが、相変わらず悪天候の影響による結果と受け止められた。米景気回復への期待感は根強く、米株は底堅く下押しは限定的。ブラード米セントルイス連銀総裁も米経済の見通しは非常に良く、直近の弱い経済指標はおそらく悪天候が要因との見解を示した。22-23日のG20財務相・中央銀行総裁会議で新興国不安への対応策の期待も、米株の下支えとなっている。VIX指数は一時14.19まで低下したが、ダウ平均がマイナス圏に沈んだことで低下幅を縮小した。
ダウ平均は前日比-29.93ドルの16103.30ドルで引けた。