恐怖指数VIXは14.62、前日比低下
2014年03月28日 05:46
投資家の不安心理を示すVIX指数は14.62へ低下(前営業日14.93)。ダウ平均は、米経済指標がおおむね堅調な内容となったが、ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクが意識されるなかで、前日終値を挟んでの小幅上下動となった。 米10-12月期GDP確報値は+2.6%に上方修正され、米新規失業保険申請件数も前週から1万件減少した。この結果を受けて、VIX指数は一時14.49まで低下した。
ダウ平均は前日比-4.76ドルの16264.23ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。