恐怖指数VIXは14.47、前日比低下
2014年03月13日 05:40
投資家の不安心理を示すVIX指数は14.47へ低下(前営業日14.80)。中国・ウクライナへの警戒感を背景に投資家のリスク許容度は高まりにくい状態が続いていたが、米株価の下値は限定的となり、ナスダックがプラス圏を回復させるなど底堅かったことで恐怖指数は低下して引けた。VIX指数は序盤につけた15.64でピークアウトすると、終盤まで右肩下がりで推移した。
ダウ平均は前日比-11.17ドルの16340.08ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。