恐怖指数VIXは13.97、前日比低下
2014年04月29日 05:49
投資家の不安心理を示すVIX指数は13.97へ低下(前営業日14.06)。米株価の反発や債券利回りの上昇を受けて投資家の不安心理は後退した。この日発表された米住宅関連指標の予想を上回る伸びも好感されている。恐怖指数は買い先行で始まった米株価の動向を眺めて低下して始まると、株価の失速を受けて中盤に15.28まで上昇する場面もあった。もっとも、その後は引けにかけて右肩下がりで推移。13.82まで低下して前週末引け値を下回った終えた。
ダウ平均は前日比+87.28ドルの16448.74ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。