恐怖指数VIXは13.71、前日比低下

2014年04月30日 06:09

投資家の不安心理を示すVIX指数は13.71へ低下(前営業日13.97)。この日発表された米経済指標にはさえない結果が並んだが、リスク選好的な流れのなかで欧米の株価が上昇したことが、投資家の不安心理を後退させた。ダウ平均は一時100ドルを超える上昇幅を示現した。恐怖指数は中盤以降、一貫して低水準を維持して推移。一時は13.61まで低下した。
 ダウ平均は前日比+86.63ドルの16535.37ドルで引けた。
 
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。