恐怖指数VIXは13.28、前日比上昇
2014年07月30日 06:01
投資家の不安心理を示すVIX指数は、13.28へ上昇(前営業日12.56)。好調な企業決算を受けて投資家の不安心理は和らぎ、恐怖指数は前半に12.12まで低下した。しかし、米株価がウクライナをめぐり、EUと米国が資本規制を含むロシアへの追加制裁を課したことで、東欧の地政学リスクが意識されVIX指数は上昇に転じた。一時13.35まで上昇した。
ダウ平均は前日比-70.48ドルの16912.11ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。