恐怖指数VIXは12.96、前日比上昇
2014年05月21日 05:57
投資家の不安心理を示すVIX指数は12.96へ上昇(前営業日12.42)。米株が利益確定売りに押されて下げ幅を広げたことで、投資家のリスク許容度は低下した。安全資産とされる米国債も買われるなど、リスク回避姿勢が強まるなかで、VIX指数は一時13.30まで上昇した。
ダウ平均は前日比-137.55ドルの16374.31ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。