恐怖指数VIXは12.91、前日比低下

2014年05月03日 05:40

投資家の不安心理を示すVIX指数は12.91へ低下(前営業日13.25)。この日発表された米4月雇用統計は強い内容だったが、米株式市場に与える影響は限定的。米国の金融政策に対する見方にもほとんど変化はなかった。ウクライナ情勢の緊迫化が懸念されたことで株価は上値重く推移したが、投資家の不安心理は高まらず。恐怖指数は一進一退の推移を続け、終盤になって低下基調を強めて13の大台を割り込んで終えた。
 ダウ平均は前日比-45.98ドルの16512.89ドルで引けた。
 
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。