恐怖指数VIXは12.59、前日比上昇

2014年07月11日 06:05

投資家の不安心理を示すVIX指数は12.59と上昇(前営業日11.65)。ポルトガルの大手銀行の親会社が債務返済を延期した問題で株価が下落し、金融市場全般にリスク回避の動きが広がった。VIX指数は5月20日以来の水準13.22まで一時上昇した。
 
ダウ平均は前日比-70.54ドルの16915.07ドルで引けた。
 
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。