2014年06月13日 05:33

投資家の不安心理を示すVIX指数は、12.56へ上昇(前営業日11.60)。この日発表された米小売売上高や米新規失業保険申請件数が弱かったことで株式市場が軟化し、恐怖指数を押し上げた。VIX指数は一時12.81まで上昇。原油高による景気圧迫も懸念要因。
ダウ平均は前日比-109.69ドルの16734.19ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。