恐怖指数VIXは12.24、前日比低下
2014年07月23日 06:08
投資家の不安心理を示すVIX指数は、12.24へ低下(前営業日12.81)。ウクライナ分離派指導者が、マレーシア航空機墜落現場周辺の10キロ圏内での停戦を宣言。乗客乗員の死者引き渡しを開始したことなどが伝わり、前日のリスクオフムードが巻き戻された。先進国の株価の反発も背景に投資家の不安心理は後退。恐怖指数は序盤に11.72まで低下すると、中盤以降も前日比マイナス圏を維持して推移した。
ダウ平均は前日比+61.81ドルの17113.54ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。