恐怖指数VIXは12.13、前日比上昇
2014年06月25日 05:53
投資家の不安心理を示すVIX指数は、12.13へ上昇（前営業日10.98）。米国の強い経済指標を受けて楽観的な見方が強まる場面はあった。しかし、中東や東欧の地政学的リスクが意識されて株価が急速に値を下げたことから、投資家のリスク回避姿勢が強まった。VIX指数は一時10.87まで下げたが、終盤に12.27まで急上昇した。
ダウ平均は前日比-119.13ドルの16818.13ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所（CBOE）が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
