恐怖指数VIXは11.82、前日比低下

2014年12月06日 06:40

投資家の不安心理を示すVIX指数は、11.82へ低下(前営業日12.38)。発表された米雇用統計が強く、来年の米景気拡大に向けて楽観論が強まった。米利上げ開始時期に警戒感はあるものの、利上げペースはかなり段階的と想定されており、恐怖指数は低水準を維持した。VIX指数は一時11.53まで低下している。
ダウ平均は前日比+58.69ドルの17958.79ドルで引けた。
 
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。