恐怖指数VIXは11.78、前日比上昇
2014年08月28日 06:06
投資家の不安心理を示すVIX指数は、11.78へ上昇(前営業日11.63)。米国の主要株価指数は前日引け値水準で横ばいが続いたが、ロシア・ウクライナの首脳会談で目立った進展がなかったことで、根強い地政学的リスクへの警戒感も背景に投資家の不安心理は高まった。恐怖指数は小幅ながら11.93まで上昇する場面もあった。
ダウ平均は前日比+15.31ドルの17122.01ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。