恐怖指数VIXは11.70、前日比上昇

2014年08月26日 06:03

投資家の不安心理を示すVIX指数は、11.70へ上昇(前営業日11.47)。この日発表された米経済指標では、もっとも注目度の高かった米7月新築住宅販売件数が41.2万件と、市場予想の42.9万件に届かなかった。前月分が上方修正されておりまちまちとの見方もあるが、イエレンFRB議長の会見でハト派色が後退したとの印象を強めたマーケットの中にあってなお、米株価が大幅に上昇しS&P500が2000pの大台に乗せるなど、株価への過熱感も懸念され投資家の不安心理は高まる結果となった。
 
ダウ平均は前日比+75.65ドルの17076.87ドルで引けた。
 
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
 
 
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