恐怖指数VIXは11.63、前日とほぼ変わらず

2014年06月27日 06:10

投資家の不安心理を示すVIX指数は前日終値からほぼ変わらない11.63で終了(前営業日11.59)。前半は、米5月個人消費の伸びが緩やかだったほか、ブラード米セントルイス連銀総裁が「来年の第1四半期末に最初の利上げが行われる可能性」と述べたことが意識され株価が下げたことから、恐怖指数も12.51まで上昇した。ただ、本日発表された経済指標が想定内だったこともあり、米国経済に対する悲観的な見方は徐々に後退。VIX指数も前日終値付近へ低下した。
 ダウ平均は前日比-21.38ドルの16846.13ドルで引けた。
 
 ※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
 
 
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