恐怖指数VIXは11.59、前日比低下
2014年06月26日 06:02
投資家の不安心理を示すVIX指数は、11.59へ低下(前営業日12.13)。米国の1-3月期GDPが予想以上に下方修正されたことで、恐怖指数は12.33まで上昇する場面があった。しかし、冬場の悪天候はすでに織り込み済みであるほか、足元の指標が米経済の回復基調をを示していることから、投資家心理の悪化は限られた。VIX指数は、上昇一巡後は右肩下がりで推移し、引け際に11.37まで低下した。
ダウ平均は前日比+49.38ドルの16867.51ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。