恐怖指数VIXは11.51、前日比上昇
2014年05月28日 05:51

投資家の不安心理を示すVIX指数は11.51へ上昇(前営業日11.36)。先週末に昨年3月以来の低水準となる11.36まで低下して引けたVIX指数は反発した。ただ、4月の耐久財受注が予想外のプラスになるなど、この日発表された米経済指標はおおむね良好な結果となり、連休明けの米株が堅調推移となるなか、投資家の不安心理は改善されており、VIX指数の上昇は限られた。
ダウ平均は前日比+69.23ドルの16675.50ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
