恐怖指数VIXは11.15、前日比低下
2014年07月02日 06:03
投資家の不安心理を示すVIX指数は、11.15へ低下。(前営業日11.57)。中国の製造業PMIの改善を受けて、世界先行き景気懸念が後退し、米株は買いが先行した。米6月ISM景況指数は市場予想や前月を下回るも、年初来高い水準を維持し、株式市場の反応は限られた。株高で投資家のリスク許容度は上昇し、VIX指数は一時6月25日以来の低水準となる10.92まで低下した。
ダウ平均は前日比+129.47ドルの16956.07ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。