恐怖指数VIXは10.98、前日比上昇
2014年06月24日 05:48
投資家の不安心理を示すVIX指数は、10.98へ上昇(前営業日10.85)。イラクの地政学的リスクが意識されて米株式市場で売りが先行したことから、投資家のリスク許容度は低下。VIX指数は一時11.35まで上昇した。しかし、売り一巡後に株価が下げ幅を縮めたため、指数も10.92まで下げた。中国経済に対する懸念が和らいでいることも、投資家心理の悪化に歯止めをかけたもよう。
ダウ平均は前日比-9.82ドルの16937.26ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。