恐怖指数VIXは10.82、前日比低下
2014年07月03日 06:27
投資家の不安心理を示すVIX指数は、10.82へ低下。(前営業日11.15)。米6月のADP雇用者数の結果が市場予想を大幅上回る強い結果となり、投資家のリスク許容度は上昇。VIX指数は一時6月21日以来の低い水準となる10.56まで低下した。昨日に大幅上昇したダウ平均は3日の米雇用統計の発表を控え様子見ムードも、小幅高水準で堅調地合いを維持した。
ダウ平均は前日比+20.17ドルの16976.24ドルで引けた。
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。