恐怖指数VIXは10.62、前日比わずかに上昇

2014年06月20日 06:01

投資家の不安心理を示すVIX指数は、10.62へわずかにに上昇(前営業日10.61)。米国の株式市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて強まった緩和的な金融環境の継続を好感した買いと、高値圏でいったんの利益確定の売りがせめぎ合う展開。明確な方向感なく推移したことで、恐怖指数も小動きだった。ダウ平均は前日比50ドル安程度まで下押しを先行させ、変わらず付近で取引を終えている。VIX指数も小幅な振幅に終始した。
 ダウ平均は前日比+14.84ドルの16921.46ドルで引けた。
 
 ※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
 
 
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