円独歩高でドル円は103.30円 12/18以来の安値を示現

2014年01月13日 11:24

アジア市場では円が独歩高。週明け早朝は前週の米雇用統計後の余韻を引きずることなく、各通貨がNY引け値水準から取引を開始させていたが、ドル円が週末の安値を下回ったことでストップロスの売りを誘発。クロス円でも同様に売りが強まったことで、幅広く円買いが加速した。ドル円は103.30円と昨年12月18日以来の安値を示現。クロス円も全面安となり、ユーロ円は141.25円、ポンド円は170.44円、豪ドル円は93.27円、NZドル円は85.94円、加ドル円は94.80円まで下落した。いったん落ち着いてはいるが各通貨の戻りは極めて鈍く、さらなる下値拡大への警戒は怠れない。