ロンドン為替概況 小動き、調整ムードは高まらず底堅さも

2013年11月29日 22:08

29日のロンドン市場は、全般に小動きとなっている。昨日のNY市場が感謝祭のため休場となり、手掛かりが得られなかったことで様子見ムードが広がっている。東京午後にはやや円高の動きがみられ、週末や月末を控えた調整のムードがみられたが、ロンドン市場に入ってからは欧州株が前日終値近辺での揉み合いを続けており、特段リスク回避的な動きとはなっていない。ドル円は序盤に102.10近辺まで下押しされる場面があったが、102円の大台を維持している。ただ、上値も限定的で戻りは102.30台まで。ユーロ円は一時139円を割り込んだが、すぐに下げ渋り139円台前半で推移している。ポンド円は166.80台まで下げたあとは167.30台まで戻す場面があり、その後は167円を挟んでの取引に落ち着いている。ユーロドルは1.3595-1.3620レンジ、ポンドドルは1.6315-1.6355レンジと値動きは限定的。ドル円、クロス円ともに下げは限定的で、今週の高値圏を維持している。