ロンドン為替概況 値幅狭まる 欧州株高でドル円は底堅い
2013年12月19日 21:29
19日のロンドン市場は欧州株式の上昇を受けてドル円は底堅い展開。ドル円は東京朝方に104.37近辺と2008年10月以来の高値を付けた後は利食い売りに押され、東京午前後半に103.77近辺まで下落。その後は下げ渋る中、欧州株式が高止まりしているのを背景に、買い安心感でじりじり戻している。ユーロ円や豪ドル円も東京時間には利食い売りが入って下げていたが、やや戻している。
ただし、全般的にはFOMCというビッグイベントを通過して手控えムード。ユーロ圏経常収支や英小売売上高にも反応鈍かった。欧州勢の一部はクリスマス休暇に既に入っており、今後値動きは停滞していく可能性はある。ユーロドルは1.3670-3690レンジで推移、ポンドドルは下押しの場面もあったが1.6360-6385レベルで推移した。