ロンドン市場 ユーロ主導でドル売り、小売データへの警戒感もあるか

2014年02月13日 18:43

今晩発表される米1月小売売上高が、寒波や年末商戦の反動で前月から鈍化するとの見方が強いなか、警戒感からドルを買いづらい状態が続いている。米長期金利は2.75%付近まで低下幅を広げるなどドルの上値を圧迫している。こうしたなかでユーロドルがストップをこなして1.3677ドルまで買われたこともきっかけに全般的にドル売りが優勢。ユーロクロスでのユーロ高に抑えられながらもポンドドルは1.6653ドルまで上昇。豪ドル/ドルは0.89ドル半ばで下げ渋っている。ユーロ円は139.65円まで高値を塗り替えた。