ロンドン市場 御前 株高・債券安・円安、ドル円は101円後半
2014年03月17日 21:24

ロンドン午前の為替市場では、東京タイム終盤の流れを引き継ぎ、円売りが優勢。買い先行でスタートした主要欧州株が上げ幅を拡大し、時間外の米10年債利回りが2.68%台まで上昇基調を強めるなど、リスク回避への警戒感が緩んだことから、ドル円・クロス円は買い戻しが継続した。週明けのロシア株も上昇し、欧米と露の対立が即時に激化することはないとの見方も、円売りを支援。ただし、週末にクリミアのロシア編入をめぐる住民投票が行われたことを受けて、欧米および主要7カ国(G7)がロシア制裁に踏み切る可能性が高まり、その制裁措置の規模や内容を見極めたいことから、円売りは大きく進んでいない。ドル円は101.87円まで上値を伸ばし高値圏での推移を続けるも、102円大台回復を試す動きには至らず。クロス円も強含み、ユーロ円は141.68円、ポンド円は169.61円まで上値を伸ばした。資源国通貨は東京タイムからの堅調地合いが継続。中国株が1週間ぶりの高い水準で大引けたことも好感されて、豪ドル円は92.50円、NZドル円は87.40円、加ドル円は92.17円まで一段高となった。
対ドルでは強弱まちまち。資源国通貨は堅調で、豪ドル/ドルは0.9086ドル、NZドル/ドルは0.8581ドル、ドル/加ドルは1.1050加ドルまでドル安・資源国通貨高が進んだ。一方の欧州通貨はやや軟調。ユーロドルは欧州序盤から売りが先行。対豪ドルでの売りも重しとなり、1.3879ドルまで下落した。その後はドル売りが強まったことを受けて1.39ドル前半まで持ち直すも、ユーロ圏2月HICP・確報値が+0.7%に速報値から下方修正されたことを受けて1.38ドル後半に押し戻された。ポンドドルは1.6652ドルまで上昇後は1.6624ドルまで反落したが、値動きは限定的。
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