ロンドン市場 午前 強い方向感ない ドル円は105円前半

2013年12月30日 20:05

ロンドン午前、為替は強い方向感なく推移。ドル円は朝方につけた年初来高値105.42円に迫る105.40円付近まで一時上昇後、105.20円台へ下押し。伸び悩んだが、ドル先高・円先安の観測が根強いなか、2008年10月以来の高値圏を維持して推移している。一方でユーロドルは1.37ドル半ばでの上下にとどまった。先週末に1.38ドル後半へ上ぶれた水準から調整しているが、ロンドンタイムさらに下値を探る動きにはなっていない。ユーロ円も144円後半で落ち着いた動き。主要欧州株がやや売りが優勢だったことなどへも、目立った反応は示さなかった。
 他通貨も動意に乏しい。ポンドは対ユーロでのポンド買いが0.8330ポンド付近まで一進んだことを後押しに、ポンドドルが一時1.6501ドル、ポンド円も173.86円まで本日のレンジ上限を広げた。ただ、値動きに激しさはなく、その後はユーロポンドも0.8350ポンド付近まで巻き戻され、ポンドドルは1.64ドル後半、ポンド円は173円前半に下押して推移。オセアニア通貨は対ドルや対円で多少持ち直し気味だったものの、特段の手掛かりはなく狭いレンジで、豪ドル/ドルは0.88ドル後半、豪ドル円は93円前半、NZドル/ドルは0.81ドル後半、NZドル円は85円後半。ドル/加ドルは1.07加ドル前半。加ドル円は98円前半でこう着状態だった。