ロンドン市場 円安優勢、リスク選好ムードも
2013年10月28日 19:07

ロンドン市場、序盤は方向感に欠けていた円相場だが次第に円安方向への動きとなっている。豪ドルやポンドなどこれまでリスク選好パターンで買われていた通貨が先行して上昇している。豪ドル円は93.95レベル、ポンド円は158.30レベルと本日の高値を更新。ユーロ円も連れ高となり134.90近辺と東京早朝の高値水準に接近している。市場では27日に岩田日銀副総裁が、大量の国債購入は物価上昇 率が安定的に2%になるまで続けると述べたことを材料視する向きもあった。欧州株は序盤の上げ幅を縮小しているものの、先週来の高値水準を維持している。
