ロンドン市場 ユーロドル小動き、ECBの追加緩和措置を見極めへ

2014年03月05日 17:49

ロンドン序盤のユーロドルは1.37ドル前半で小動き。先ほど発表されたスペインのサービス業PMIは前回値や市場予想を下回ったものの、ユーロ売りの反応は限定的。先週発表されたユーロ圏の消費者物価指数は極端に弱くはなかったが、明日の欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和が警戒されるなか、売買が手控えられている。ECB理事会では従来0.25%の利下げ幅が縮小され、0.10%あるいは0.15%の利下げが実施されるとの見方が多い。証券市場プログラム(SMP)の不胎化停止も追加緩和手段として有力視されている。