ロンドン市場 ユーロドルの上昇も一服、ギリシャは16日にゼネスト計画

2013年07月10日 20:02

ユーロドルはロンドン序盤に1.27台後半から一時1.2836レベルまで水準を上げたが、その動きも一服している。この日実施されたイタリア1年債入札では利回りが4ヶ月ぶりの高水準となった。S&Pによる同国格下げの影響で、イタリア株式市場では金融株主導で売りが優勢になっている。市場ではその他南欧諸国の格下げを心配する声もあるようだ。また、ギリシャでは2大労組が16日に24時間のゼネストを呼び掛けているとの報道もあった。欧州に関してはネガティブなニュ-スが多い。ただ、米FOMC議事録やバーナンキFRB議長講演を見極めたいとのムードが強く、特段ユーロ自体が売られているわけではない。豪ドルやポンドも同様の値動きとなっている。