ロンドン市場 ドル円は下げ渋るも、下方向への警戒感はくすぶる

2013年12月03日 19:51

調整的な円買い戻しの流れが一巡。ドル円は5日移動平均線がサポートとなって102.64円を安値に102.80円付近へ水準を戻している。ユーロ円も139.30円まで下げた後は徐々に安値からはなれる動きとなっている。本日は主要な経済指標の発表がなく、週末の欧米イベントを控えて調整が入りやすい環境と言えそうで、引き続き下方向に対するケアは怠れないだろう。とはいえ、本邦の金融政策を背景とした円安地合いが続く中でドル円の下値が限られそうなことから、押し目買いがワークする展開となるか。