ロンドン市場 クロス円、資源国通貨の伸びが弱い
2013年12月30日 17:09

ドル円やクロス円は日米株価の上昇とともに上値を追う展開となっている。ただしその中でも豪ドルや加ドルなどの資源国通貨の伸びの弱さが目立つ。ドル円やユーロ円、ポンド円は2008年10月以来の高値を付けているが、資源国通貨の対円相場は年初来高値の更新に至っていない。米量的緩和策の縮小が始まったことで商品市況に流れる過剰流動資金が細るとの見方は強く、金などの商品相場が弱含む中、資源国通貨にも影響が出ている。
