ロンドン午前 調整のドル買い ドル円は97.83円までじり高
2013年10月29日 20:30
ロンドン午前は本日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、様子見ムードが支配的ながら調整のドル買いが優勢だった。ドル円は97.83円までじり高。一方でユーロドルは1.3753ドルまで弱含んだ。フロー主体の軟化と思われ、特にユーロ売りの手がかりは見当たらなかった。ユーロ円も134円半ばで上値が重かった。ポンドドルは1.60ドル後半、ポンド円は157円を挟んで上下。英消費者信用残高の発表は材料にはならなかった。
豪ドル/ドルは安値もみ合いのなか0.9494ドルまで下押し。スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が、豪ドル安の見通しを示したことから上値が重く、ここ最近の調整の流れが継続した。NZドル/ドルも0.8247ドル、NZドル円は80.48円と、限られた値幅の中ではあったが本日安値を更新。ただ、加ドルは対ドルで1.0428加ドル、加ドル円は93.71円まで加ドル高となるなど、資源国通貨のなかでも方向感はまちまちだった。