アジア早朝、ドル円は102.20円付近で推移
2014年05月05日 06:51

アジアタイム早朝の為替市場、ドル円は102円前半で推移している。先週末のNYタイムには、予想以上の強い結果となった米4月雇用統計をきっかけにドル買いが先行。ドル円は一時103.03円まで上振れ、4月8日以来の103円台を示現した。もっとも、雇用統計が米国の早期利上げ期待を高めるほどの材料ではないとの見方が広がるなか、次第に短期筋を中心としたイベント通過後の持ち高調整が活発化。ウクライナ情勢の緊迫化を受けたリスク許容度の低下もあわさって、ドル円はリスク回避的な円買いも重なり、前日安値に並ぶ102.13円まで下落した。102.20円付近で週の取引を終え、週明けも同水準付近で取引を開始している。
