【視点】 米国経済指標と連邦政府債務上限問題に注視
2014年02月04日 01:00

IG証券 マーケットアナリスト 石川順一氏
経済指標と連邦政府債務上限問題に注視
今週は米国の景気動向を見極める上で重要な経済指標の発表が目白押しとなっている。総じて強い内容となれば、米国の景気回復基調が素直に意識され、米国株式は徐々に落ち着いてくるだろう。一方、弱い内容となった場合は、米株安と金利低下が継続することで、新興国リスクへの懸念が金融市場全体に覆う状況が継続することから、為替相場では円高圧力が継続することを意味する。また、米国のイベントとしては7日に期限を迎える連邦政府債務上限問題がある。現時点では米株安・ドル売りリスクとして認識しておきたい。

