【視点】 ドル円は底堅い展開か、リスクオフムード一旦緩和へ
 
           
              2014年02月07日 19:27    
              									
              
	 
	 
		
		      
                        
                			
              
              
                      
            
          
        
	みずほ証券 金融市場調査部  シニアマーケットアナリスト 青山 昌氏
	ドル円は底堅い展開か、リスクオフムードは一旦緩和へ
来週のドル/円は底堅い展開が見込まれる。11日、13日のイエレンFRB議長の議会証言では、利上げ時期が先であるとの発言が見込まれる。また、14日のユーロ圏10-12月期GDPは、前年比が2年ぶりにプラス成長となりそうだ。ソチ五輪では日本人選手の活躍が期待される。今週末の雇用統計や東京都知事選の波乱は見込みにくい。こうした材料は、これまでのリスクオフムードの緩和に寄与しそうだ。来週の米経済指標は減速感を示す可能性がある中で、ドル/円は急落からまだ日が浅いため、神経質な展開を余儀なくされそうだが、次第に底堅さを増していこう。来週の米国経済指標は、寒波の影響で減速感のある内容となりそうだが、市場は既に織り込んでいるだろう。なお、今夜の雇用統計は、下振れリスクは低いと見ている。
                        