【見通し】(NY市場 株式) 前日の陰線で高値警戒心理が一層強まる公算
 
           
              2014年06月25日 20:35    
              									
              
	 
	 
	 
	 
	 
              					
              
              
              
		
		      
                        
                			
              
              
                      
            
          
        
	今晩のダウ平均は16800ドル前後からの押し目買いが意識され小幅高か。日足の一目均衡表では転換線の上昇基調が続くことや、26日からは基準線が上昇基調に入るなど、強気スタンスを優位に保っておきたい。
	 一方、前日の陰線によって目先的には戻り売りを増やす投資家が多くなるとみられ、目先的にはもみ合いが予想される。世界的な景気の底堅さに加え、中国の景気改善期待などを背景に下値では買いが期待できそうだ。
	 24日のNY株式相場は下落。好調な経済指標を背景にプラスに転じる場面もあったが、高値警戒感から買いは続かず、安値圏で取引を終えた。ダウ平均は前営業日比119.13ドル安の16818.13ドルで終了した。
	 寄り前に発表された4月S&P/ケースシラー住宅価格指数が予想を下回ったことを受け、弱含むスタートとなった。一方、5月新築住宅販売件数や6月消費者信頼感指数が好感され売りが一巡したほか、小型株の上昇につれてプラス圏で推移する場面もあった。ただ、地政学リスクを背景に高値警戒感も強く、積極的な買いが続かず利益確定売りに押される展開となった。S&P500は取引時間中の史上最高値を更新したが、一転してほぼ安値引けとなった。
	 NASDAQは前営業日比18.32ポイント安の4350.36ポイント、S&P500は前営業日比12.63ポイント安の1949.98ポイントで終了した。
                        