【見通し】(東京市場 為替) 材料乏しい 関連市場や需給面での動意待ちか
2014年07月07日 08:00
先週末4日のNYタイムは、米祝日で株式・債券市場が休場だったこともあって各通貨が小動き。欧州中央銀行(ECB)理事会の余韻が残るなか、ユーロが対ドルで1.35ドル後半、対円で138円後半と上値の重い推移だった以外は、目立った値動きはなかった。ドル円は102円前後で米雇用統計後のドル高の調整も一服。
週明け7日の東京タイムも大きなイベントは予定されていない。黒田日銀総裁が日銀支店長会議で挨拶をする予定だが、来週に日銀会合を控えるなかにあっても注目度は低いだろう。市場の金融政策に対する思惑はほとんど変化しておらず、発言自体もこれまでと様変わりするようなイメージはない。米雇用統計の翌週ということもあり、海外市場でも今週は材料が少なく、ドル円は手掛かりが不足する状況下で関連市場の動向や需給面からの動き出しを待つ状況になるか。