【見通し】(東京市場 株式) FOMC前で小じっかり 中小型株優位の展開

2014年06月18日 08:02

東京市場は小じっかりの展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14950円-15100円。FOMCを前に米株市場も様子見ムードが強まっており、その動きを反映して東京市場も小幅な値動きが想定される。前日相場では日経平均の節目である15000円を越えた水準では戻り待ち売りに押されており、上値の重さが感じられた。先物価格にサヤ寄せする形で大台回復が期待される一方、前日同様に早い段階で上値一服となるとみる。物色は引き続き中小型株優勢とみられ、年金資金の流入を指摘する見方も浮上しており、ゲーム関連やロボット関連を中心に出遅れ銘柄を探す動きが広がるだろう。指標では、寄り付き前にに5月貿易収支が発表される。また、5月20・21日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨にも注目が集まりそうだ。
 
 17日のNY株式相場は小幅ながら3日営業日続伸。米FOMCの結果発表を翌日に控え、緩和状態の継続への期待が相場を下支えした。ダウ平均は前営業日比27.48ドル高の16808.49ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比16.13ポイント高の4337.23ポイント、S&P500は前営業日比4.21ポイント高の1941.99ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ15円高の15005円、ドル建ては45円高の15035円で終えた。
 
 
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